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- これまで雑誌や新聞に投稿してきた論説・論文を紹介(一部論説・文献についてはPDFを閲覧可)
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- 米国判例紹介「ライセンシー・エストッペル」の法理見直へ
―米最高裁、CAFC判決を破棄・差戻す―
- 掲載紙: LES JAPAN NEWS Vol.47, No.4
- 掲載日: 2007年3月
- 抄録: 米連邦最高裁は今年(2007年)1月、注目のMedImmune v. Genentech 事件の上告審でCAFC判決を破棄し、ライセンシーが契約にもとづく実施料支払を停止しなくても許諾特許の無効確認訴訟を提起できるとする判断を示した。従来、ライセンシーが許諾特許の無効確認をもとめる場合、実施料支払を停止して当事者間に「紛争」状態を発生させることが求められていた。これにより「ライセンシー・エストッペル」の法理は実質的に無効となり、特許ライセンス実務に影響を与えることが予想される。
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